H31年1月26日 土曜日 夜七時
魑魅魍魎絵巻@極楽寺/京都裏寺
「逃げる男 / 安珍受難 」
観料;二千円
[語り] 岬 千鶴
[音楽] 田中康之(Per)/ ミッシー三島(Asx)/
樋野展子(Ssx)/ 福田展博(eG)/ 鵜飼 慶樹(eB)/
木内健弘(Cb)/ & more.
[スタッフ] 鈴木寛史(舞監,照明)/ 小倉恒夫(映像,装置)/
山本 宗(舞台,美術)/ 小笠原彰夫(舞台)/
樋上ひとみ(衣裳,舞台)/ & more.
[役者] 石井与志子/ あたしよしこ/ 鵜飼 泉/
[ 於 ] 極楽寺/京都裏寺(京都市中京区裏寺町通六角下る裏寺町586/ https://map.yahoo.co.jp/print... )
道成寺縁起
安珍 清姫 伝説
今は昔、所は黒潮寄せる熊野三千六百峰は紀の国の深山幽谷の奥深く、川を遡ったその奥に真砂という処有りて
その暖かな土地柄と、山の幸、川の幸、水の恵みに育まれ美しく 清らかに育った姫ありけり
姫様と言えども城の姫様でなかりけり
真砂の庄司 辺りの荘園を司る大きなお屋敷のお嬢様
その名は清姫、清らかなる真砂の姫
姫のそのお血筋は、姫のそのお血筋は巫女として我を捨て
この地に住まう人々の安泰を宿命として背負うておられました。
好いた男に取りつきその男を梵鐘ごと焼き尽くした人外と成り果てられたのは、拙者この安珍の業のせい。
この、この安珍の内なる魑魅魍魎が成せるわざ、決して姫様の、あの美しい清姫様のおせいではございません。
ここにお集まりのみな様方にはその事を少しでもお分かり頂けたらとこの道行きにおつきあいおん願い奉りまする。
by 上原 裕美
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