私はモータースポーツの撮影の為に望遠レンズを持っていますが、今回は、月を撮影してみました。
人が物をみて立体的に見えるには、左目と右目で微妙に視点のズレた像を、大脳の視覚領野で1つの像として統合する際に,このズレによる差から立体物
として認識します。この立体視できる距離は、一般的には数百m以内ですが、月のような38万km離れているものを立体視するためには300km以上離れた
場所から月を見ないと立体視することができないので現実的ではありません。そこで同じ場所で写真を,約1時間隔てて2回,月を撮影すれば,地球が自転し
て,約1350kmの離れた場所から撮影した事と近い状況で撮影した事なります。このようにして撮影した画像を、左右に並べ裸眼立体視することにより、こ
のように立体視することができます。
現在この写真のプリントを下記の間重富展で展示していただいております
生誕250周年記念 間重富展
【日時】:平成18年10月14日(土)〜10月26日(木)
【場所】:大阪市立中央図書館1階エントランスギャラリー
〒550-0014 大阪市西区北堀江4-3-2
http://www.oml.city.osaka.jp/index.html
生誕250周年記念 間重富展
内容
大阪を代表する町人天文学者・間重富の生誕250周年を記念して、「生誕250周年記念 間重富展」を開催します。間重富(宝暦6年〜文化13年)は、
長堀の商人の家に生まれ、質屋の当主十一屋五郎兵衛として家業を営むかたわら、新しい西洋暦学に精通した町人学者として活躍しました。改暦に従事し、寛政
暦を完成させて帰阪した後も、幕府の命を受けて観測を続け、間家の天文観測は、子の重新をはじめ数代にわたって続けられました。
今回は、大阪市立中央図書館が所蔵する約80点の間家文書の中から観測記録など約25点を展示するほか、木村蒹葭堂や橋本宗吉など、間重富に
連なる人物についての関連図書約10点も展示して、間重富についてご紹介します。その一環として、堀江ジャンクションSWSの写真展も同時に開催いたしま
す。
【主催】:大阪市立中央図書館・なにわエコミュージアム
【問い合わせ先】:中央図書館利用サービス課 電話06-6539-3326
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